民主党小沢一郎氏の無罪判決が出た。
印象としては、結局「秘書に全て任せていた」「記憶にない」といった古より遣い古されてきたフレーズで逃げられたんだなぁという感じ。
そもそもおっさんはこの強制起訴って制度自体がろくなもんじゃないと思っている。
確かに検察の捜査に問題はあったかもしれない。
しかし、訴追のプロである検察がお手上げになった案件を素人が“政治家だから”“社会的関心が高いから”といって強制的に起訴して、結局は今回のように良い所なく負けるのだ。
検察からしたら、何の責任もない外野から傷口に再び塩を塗り付けられるようなものだろう。
今後政治家絡みの事件は最低でも強制起訴が前提みたいになると検察の捜査は消極的になるだろう。
で、今後どうなるのでしょうか。
おっさんも近い将来の消費増税は致し方ないと考えているが、今の景気と震災の爪痕のことを考えると、このタイミングで増税するのはまずいというのは3流大学の経済学部の生徒でもわかりそうなものだ。
東電の値上げのことをどうこう言ってられない。
小沢氏は反増税派である。
野党は国会での証人喚問をと騒いでいるが、司法の場で決着がついたこの件について国会でとどめがさせるとは到底思えない。
野党も増税反対ならまたもや政治が停滞するようなことには執着せず、景気回復等に尽力して欲しいものだ。
負けは負けなのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿