関西(って言っても、ほとんど大阪が中心だけと思うけど、、)の駅にはよくカウンター上にミキサーが幾つも並べられたジューススタンドがある。
普段健康に気を使ってないおっさんや、年齢を重ねることにより迫り来る“何か”にいつも怯えている妙齢の女性達はこの前を通りかかると、どうしてもジュースを買い求めてしまう。
おっさんもそのひとりである。
ジューススタンドでは色々な種類のジュースが販売されているんだけど、おっさんが頼むのはいつも決まって“ミックスジュース”である。
他のジュースに比べると明らかに健康度は低いような気もするが、そんなことは別に気にしない。
先程のジュースを飲む理由から考えると、若干矛盾する気もするんだけど、別に日本酒を飲んだりするわけじゃないんだからそんなことは些細なことなのである。
いつもミックスジュースにするのは、いわゆる“ハズレ”がないから、つまり結構ウマいからである。
これまで関西と関東のミックスジュースが全くの別物だという話は何度も聞いたことがあったが、別に東西を行き来するような生活をするわけでもないので、おっさんは特に気にはしてこなかった。(まぁ確かにどう贔屓目に考えても関西のヤツの方が美味いとは思うけど。。。)
だけど、よく考えると、この“ミルクとクラッシュアイスでドロドロに仕上げる”って関西風の作り方はホントによく出来ているかもしれない。
だって、“バナナ”が入っていても飲めるのだから。。。
実は、おっさんはバナナが食べられないのである。
理由は、バナナというのは、おサルさんが食べる物だからである。
あの匂いさえ無理である。
とても無理をしてまで食するものではないと考えている。
とても無理をしてまで食するものではないと考えている。
ところがこれが入ったミックスジュースは何故か飲めてしまうのである。
本音を言えば、おっさん的にはミルクとミカンと桃が入ってればそれで良いんだけど、バナナも少しぐらいなら入ってても許してあげることはできる。
大量に入ってても大丈夫か?なんて言われると自信はないが、とにかくおっさんがバナナを一口でも口にできる調理法は現時点この世にはこれしか存在しないのは事実である。
何故大丈夫なのか?
理由は自分でもわからない。
先日、柚子胡椒を考えついた人はもっと評価されるべきだ!ということを書いたが、ミックスジュースは、柚子胡椒とと違って、“嫌いなもの”を調理することによって、どちらかというと“好物”にまでしてしまっているのである。
これはよく考えるとすごいことである。
まぁわかりやすく言えば、もしノーベル賞に“スゲェ調理方法賞”なるものがあれば、関西のミックスジュースは、十分その受賞資格があるということである。。。
なんてことを今朝の駅でミックスジュースを飲みながら1人考えてしまったので、意表を突いて今日も更新した次第である。
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