昨日は久々にCostcoに行った。
Costcoに行くと、毎回、駐車場でJAFのロードサービスの車を見かける。
“毎回”というのは、どのくらいの確立なのかと言うと、Costcoで特に必要のないものまで買ってしまう確率と同じくらいである。
これはかなりの高確率と言わざるを得ない。
Costcoは可能な限り不必要なサービスは削って営業されている。
だから、客がハザードを点けっぱなしで買い物していても、注意喚起の放送が流れたりすることはない。
それに、なによりあのデカイ駐車場である。
ロードサービスの出動が頻繁になるのも当たり前というものである。
昨日もバッテリーがあがっちゃった運転手さんが、ブースターケーブルを繋いでもらってエンジンをかけていた。
それを尻目に
“ここでケーブルとバッテリー持って商売したら儲かるんじゃないの?それにしても、アホだなぁ”
なんて考えながら、鼻歌交じりのおっさんは華麗に車を止めて買い物に向かう。
しかし、買い物を終えて自分の車のところに戻って愕然とした。
なんと!おっさんの車が軽快なリズムでハザードランプをチカチカと点灯させているではないか!
実を言うと、かなり手前から嫌な予感はしていた。
しかし、自分の不幸というのは信じたくないものである。
“またハザード点けっぱなしで止まってる車だ。。バカだなぁ。。”
しかし、その気前良いチカチカは間違いなくおっさんの車だったのである。
急いで乗り込んで、“かかれ!”と念じながらエンジンキーを捻った。
全然ダメだった。
精神を集中して波紋エネルギーを送り込みながら再度挑戦するも、どこからか“パチャン!”と情けない音がするだけで、エンジンは全くウンともスンとも言わない。
買い物による幾ばくかの幸福感から急落したこの絶望感は半端なかった。
一瞬、“イケメン会社員男性街中で遭難”などと言うあり得ないニュースも脳裏を過った。
ところが、幸いなことにこの駐車場はおっさんの実家に近い。
直ぐに親父に電話をした。
親父のおっさんは普段は
“頼りにならないこと民○党のごとし”
って感じの男だが、こういう時は実に頼りになる。
何故か2コールで電話に出やがったので、結構恥ずかしいのでなるべく早く来るようにと頼むと、親父は“了解!”とだけ返答して直ぐに電話を切った。
そしてものの20分程度で現れるや直ぐにエンジンをかけて去って行ったのである。
おっさんは思わず涙がこぼれそうになった。
親父の行動にではない。
晩ご飯に食べようと買って楽しみにしていた海鮮ちらしが痛んでしまわないかとハラハラしていたのである。
今回は、ホントにバカなことをして無駄な時間を過ごしてしまった。
バカなことと言えば、今回買ってきた写真のティラミスもバカである。
これは重さで値段が決まっていて、その重さはなんと“1,388g”もある。
1kgのダンベルなんて軽過ぎて、いつまでもあげていられそうな気がするけど、これがティラミスとなれば話は別である。
これは果たして食えるのか???と迷いながらも結局買ってしまった。
しかし、これを買って食おうとしたことがバカなのではない。
買ってからティラミスがあまり好きではないことに気付いたことこそがバカだったのだ。
【関連するおっさんの日記】
○ COSTCO。
○ 年越し準備で悔しがる。
海鮮ちらし、大丈夫でしたか?
返信削除えぞばふんうにさんコメントありがとうございます!
削除親父の素早いフォローで大丈夫でしたよ!
まさか、あそこでバッテリーあがった車のフォローするバイトでもやってたんじゃないでしょうか?