2012/07/01

健康のためなら死ねる!


中学時代の友人Oは、柔道の大会が近づくといつも1人で走っては風呂に入るということを繰り返して減量苦と戦っていた。
  
おっさんはそれを横目に見て可哀想とは思いながら、いつも好きな物を好きなだけ食っていた。

これは間違いなく親父の遺伝子を継いでいる証拠である。

漫画“1•2の三四郎”にもあったいわゆる“飯さえ食っとけば強くなる体質”というヤツだったようだ。

これが良くなかった。  

時は流れ、30過ぎの頃のことだったろうか、体力測定を受けたところ、
 心肺能力 10代
という驚くべき結果が出た。

これも良くなかった。

完全に“俺はその方面については大丈夫だ”という慢心を招いたのだ。
(どの方面なのかはよくわからないが。。。)

だから、ついこの前まで、たまに筋トレをするくらいで身体に良いと言われるようなことはとんとしたことがなかった。

それがこのありさまである。

体重は20kg以上増え、久しぶり会った姪っ子には真顔で“誰?”と言われてしまう始末である。

もう何をやっても痩せない。

半ばヤケクソになって“非科学的トレーニング”を導入したり“大人のラジオ体操”ってのにも取り組んだが、全く効果がない。

というか、適度な運動をするとかえってご飯がウマくなって仕方がないほどである。

先日も昔の彼女がすっごいイケメンと買い物しているところに偶然出くわして惨めな思いをするという恐ろしい夢を見てから、日に日に自らの健康に対する欲求が大きくなってきた。

巷でよく噂される“健康のためなら死ねる!”という心境である。

そこで今回導入を決断したのが、この写真の“ロングブレスダイエット” である。

これは実は少し前から知っていたのだが、何だか胡散臭い感じがするので敬遠していたのだ。

だって、息を吸ったり吐いたりするだけで痩せるって言うんですよ?

にわかには信じられるはずもない。

こんなものに安易に手を出すなんて、自分の耄碌を認めるようなもんである。

だからいつも“こんなの買ったら俺は完全におしまいだ”というストッパーが心に引っかかっていた。

ところが時は満ちた。

とにかく痩せたいのである。

重ねて言うが、今は“健康のためなら死ねる!”という心境なのである。

ところが実際やってみると、これがすっげぇキツイし難しい。

まず初歩のところで“息を3分かけてゆっくり吸って3分で吐き、さらに4分吐き続けた状態をキープする”ってのがあるのだが、まずこれができない。

ってか、こんなに長く息を吸うこと自体全然できないぞ。

健康のためなら死ねる!”と言ったが、これでは健康になる前に死んでしまいそうだ。

俺はこんなに耄碌してしまったのか!と大きなショックを受けてしまったのだが、再度よく読み返してみると、
 “3秒でゆっくり吸って3秒で一気に吐き、さらに4秒吐き続ける
ってことだった。。。

身体よりオツムの方が先に耄碌しているのかもしれない。。。


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4 件のコメント:

  1. (^▽^)あはははは!

    そのロングブレスダイエット
    もっとよく読み、観たほうがいいですよ。
    呼吸法+有酸素運動
    ウォーキングですね。
    それ、やらなきゃ 健康美には遠いです。
    毎日の有酸素運動必須!!!です!!!

    楽して痩せることは、な〜〜〜〜いのダ。

    がんばりましょう!!

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    1. toriさんコメントありがとうございました。
      昔は有酸素運動得意だったんですけどねぇ。。。
      頑張りますぅ!
      でも、できれば楽したい。。。

      そうそう!おっさんもロゴ作ってよぉ!
      変更できるか調べてみるから!

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  2. 3分で吸うって・・・。尋常でなく難しいですね?気づいて良かった。

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    1. えぞばふんうにさんコメントありがとうございます!
      そうなんですよ。
      ダイエットで死にかけましたよ。
      海猿でも無理でしょうね。。。

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